構築済みデッキ解説
構築済みデッキは,無料で使用できるレンタル使い魔によって構成されたデッキのことだ。現在のところ,各種種族ごとに1つずつ,全5種類の構築済みデッキが公式で用意されており,ゲームを始めたばかりの人でも使い魔を購入することなく利用できる。
それぞれ種族ごとの強みが現れたデッキ構成になっているので,まずはこの構築済みデッキを使って実戦での立ち回りを覚えていくといいだろう。
このページでは,7vs.7での対戦における,それぞれの構築済みデッキの基本戦術を紹介すると共に,実際の立ち回り方やスキルコンボの使い方などを紹介していく。また構築済みデッキにアレンジを加える場合の指針なども合わせて掲載しているので,こちらも参考にしてほしい。
人獣デッキ
このデッキの狙い
推奨アルティメットスペル:【フォースフィールド】&【キュアオール】
推奨武器:片手剣 or 銃
フェンリルのアクティブスキル【バニッシュファング】と,モルスのパッシブスキル【絡みつく魔眼】による機動力が特徴の人獣デッキ。とくに後者は,弱っている敵PCが周囲にいるときに効果を発揮し,逃げる相手を追いかけるのに役立ってくれる。こうした能力を駆使してルート戦で優位に立ち,ときにほかのルートに奇襲をかけるなどして,序盤から相手のキルを狙っていこう。
アレンジを加えるなら?
・パーシヴァル(20)→ランディ(30)
・モルス(20)→ポポ(10)
パーシヴァルとモルスの代わりにランディとポポを加えると,中立モンスターやミニオンに特化した強さを獲得できる。対PCでの戦闘力でこそ構築済みデッキに劣るが,ミニオン処理が素早く行えるので,タワーの防衛などにも重宝する。
マナの所持量に応じてATKが向上するランディのパッシブスキル【マナの勇者】も強力なので,序盤から終盤まで広く活躍できるのがウリの構成と言えるだろう。
基本戦術
序盤戦
人獣がもっとも輝く序盤戦。最初は低コストのパーシヴァルとモルスを召喚して,レーン戦を戦う準備を整える。共に序盤では最強クラスの戦闘力を持つ使い魔なので,相手チームに遅れを取ることはそうそうないはず。積極的に戦線を押し上げながら,マナの獲得とレベルアップを狙っていこう。ほかの種族が育ってくると人獣のアドバンテージは失われていくので,このスタートダッシュでいかに差を付けるかが重要だ。
序盤で差をつけるには
序盤で有利を得るためには,まずルート戦で積極的に前に出て,敵PCをミニオンに近づけさせないのが大切だ。ミニオン経験値の取得範囲外に相手を追いやってしまえば,敵は思うようにマナや経験値を所得できなくなる。それでも相手が不用意に前に出てくるなら,すかさず(1)のコンボを叩き込み,キルを奪っていこう。ただし,人数差にはくれぐれも注意。敵が多い場合は決して無理をせず,自陣タワーまで下がって援軍を待つように心がけたい。
中盤戦
レーン戦で80マナが貯まったら,一度自陣に戻ってフェンリルとソエルを召喚。このときマナに余裕があるなら,ソエルの代わりにヨルムンガンドを召喚してもいい。 無事戦力を強化できたら,自分のルートをミニオンと共に押し上げつつ,相手タワーの破壊を狙っていこう。
ただし,相手の守りが固くてタワーの破壊が難しい場合は,無理に攻めることは控えたい。その場合は,相手にバレないようほかのルートに移動し,味方のプレイヤーと協力しての奇襲で,タワーの破壊を狙っていこう。
終盤戦
敵味方の使い魔が十分に育ち,集団戦によって戦いの趨勢が決まるようになる終盤は,人獣にとっては戦いにくい局面といえる。人獣は総じて防御面に不安があるため,集団戦で活躍するのが難しいからだ。戦闘をしかけるときは,「人数差」「Lv差」「APとHPの残量」にとくに注意するよう心がけたい。
終盤戦で活躍するヨルムンガンドやアカズキンといった高コスト使い魔は,マナに余裕ができたところで召喚し,パーシヴァルやモルスと入れ替えて運用する。どうせ入れ替えるなら,彼らを生贄にしてしまうのも悪くはないが,どちらもパッシブスキルが優秀な使い魔なので,できれば残しておきたいところ。マナに余裕がなければ,アカズキンなどの高コスト使い魔は設置召喚用として割り切ってしまうのも手ではある。
スキルコンボ
(1) モルス【強壮粘液】→パーシヴァル【貫きの碧槍】→通常攻撃
序盤から狙える基本コンボ。モルスの【強壮粘液】で相手を逃げられなくしたうえで,パーシヴァルの【貫きの碧槍】をヒットさせる。
(2)フェンリル【バニッシュファング】→モルス【強壮粘液】→パーシヴァル【貫きの碧槍】→ヨルムンガンド【撃鱗咆哮】→通常攻撃
(1)の発展系で,フェンリルで一気に近づき大ダメージを狙う。ヨルムンガンドの【撃鱗咆哮】には,相手をノックバックさせる効果がある。これによって敵が分散するので,その後の通常攻撃で各個撃破を狙いやすい。非常に強力。
(3)フェンリル【バニッシュファング】→ヨルムンガンド【撃鱗咆哮】
自軍タワーや味方が傍にいるときに使うコンボ。敵の裏側に回ってからの【撃鱗咆哮】で,相手をタワーや味方のいる方向へ吹き飛ばす。ソロで戦っているときは,【撃鱗咆哮】をアカズキンの【おばあちゃんはいぱーぱんち】にしたほうが大ダメージを与えられる。
(4)フェンリル【バニッシュファング】→PCキル→フェンリル【バニッシュファング】
【バニッシュファング】後に敵PCをキルすると,スキルのクールダウンが瞬時に解消されることを利用したコンボ。弱っている敵から順に狙っていくことで,うまくいけば複数の敵を死滅に追いやれる。
神族デッキ
このデッキの狙い
推奨アルティメットスペル:【フォースフィールド】&【キュアオール】
推奨武器:片手剣 or 銃
タイプ:運命神の使い魔であるクロートー,ラケシス,アトロポスが揃った神族デッキ。互いのパッシブスキルの相乗効果により最大HPとHPリジェネが強化され,低い召喚コストで高い戦闘能力と機動力を兼ね備えたデッキを実現している。試合を大きく動かすようなスキルを持った使い魔がいないのが玉に瑕だが,運命神が揃った序盤から中盤にかけて高い能力を発揮する※。この時間帯に勝負をかけて,集団戦で味方と共にキルを狙っていくのが,このデッキのコンセプトだ。
※ただ,現在の環境(2015年9月現在)では運命神がやや冷遇されており,若干力不足な面があるのは否めない。
アレンジを加えるなら?
・カルラ(10)→カンヘル(40)
・ラグナロク(90)→ラー(80)
カルラ,ラグナロクの代わりにカンヘル,ラーを加えることで,活躍できる時間を終盤まで延長できる。使い魔が4体揃うのが遅くなるため序盤がやや苦しくなるが,そこはカンヘルの単体召喚で乗り切ろう。終盤はラーのアクティブスキル【ゲル・アーペイ】のサイレンス効果が強力なので,終盤の集団戦においても十分な働きができるはずだ。アトロポスのパッシブスキル【断ち切る者】のMS強化効果を活用して,サイレンスの効果範囲に敵を捉え続けるといい。
基本戦術
序盤戦
最初はカルラとラケシスを召喚する。戦力としてはどちらも決定力に欠けるので,ルート戦では敵PCをけん制するにとどめ,無理な戦闘は避けるように心がけよう。万一敵に押し込まれてしまった場合は,カルラのアクティブスキル【雲耀の太刀】で遠距離からラストヒットを取っていくといい。
中盤戦
クロートーとアトロポスを召喚し,運命神を3体揃える。これにより耐久力と機動力が大きく強化され,集団戦の前衛役に適した能力を獲得できる。
とはいえ,オフェンス面ではアトロポスのアクティブスキル【運命の裁断】と通常攻撃が主なダメージ源で,継続的な火力ならともかく,キルに必要な瞬間火力はイマイチ。そのため瞬間火力や相手の動きを止める能力に長けた味方と一緒に行動し,一つ一つ確実なキルを積み上げていくことが求められる。
終盤戦
集団戦に備えてラグナロクを召喚し,カルラと入れ替える。ラグナロクのアクティブスキル【黄金の終末】は味方の与えるダメージを底上げする効果があるので,これを展開して味方をサポートしていくのが終盤での役目となる。
なお,集団戦に参加する前には,イージスを設置召喚しておくのがオススメだ。イージスのパッシブスキルの効果でRESが強化され,さらに状態異常の効果時間も短縮される。生存率に大きく関わるので,忘れず設置を心がけたい。
神族の強みとは
人獣が高い火力と機動力を備えた戦闘機なら,神族はさながら分厚い装甲を持った重戦車のようなもの。相手を追い返す防衛戦は得意でも,追撃してキルをとる能力に欠けることが多くなりがちだ。相手からしてみれば,そんな厄介な相手は無視するのが一番,となるわけで,神族としては相手にそうさせない立ち回りが求められる。つまり,相手が戦わざるを得ない状況に追い込むのだ。
例えばタワーやミニオンアークをめぐる攻防はその最たるもので,相手もこれを無視することはできないはず。そうした状況が発生しそうな場所に積極的に足を運び,相手に立ちふさがるのが神族の戦い方というわけだ。
スキルコンボ
(1) クロートー【運命の創出】→ラケシス【運命の制定】
相乗効果で大幅にHPを回復できる。
(2)クロートー【運命の創出】→ラケシス【運命の制定】→アトロポス【運命の裁断】
移動速度を強化するアトロポスのパッシブスキル【断ち切る者】を発動させ続けるためのコンボ。順番は問われないので,状況に応じて入れ替えよう。APに余裕があるなら,単にMAPを移動するために使ってもいい。
魔種デッキ
このデッキの狙い
推奨アルティメットスペル:【キュアオール】&【リモートサモン】
推奨武器:杖
奇襲に弱いという魔種の弱点を,アジ・ダハーカのパッシブスキル【黒蛇眼】による視界の広さで補ったデッキ。これで安全を確保した上で,安全圏から長射程のアクティブスキルを放ち,敵を殲滅していくのがこのデッキの基本だ。
とくにタワーをめぐる戦いでは,タワーの攻撃範囲の外から攻撃できるため,防衛している敵PCを外側から攻撃できる。これで相手を弱らせてから味方と共に攻め入れば,タワーを破壊することはそう難しくないはずだ。
アレンジを加えるなら?
・メデューサ(40)→サロメ(40)
スタン効果のあるアクティブスキルを持つメデューサを,同じ能力を持つ不死・サロメで置き換える。他種族との混成デッキになるため初期マナこそ少なくなるが,サロメのアクティブスキルはメデューサよりもスタン時間が長いため,単独でコンボを作ることが可能になる。味方にスタン持ちがいないときや,ソロで行動したい場合にオススメの構成だ。
基本戦術
序盤戦
初手で召喚するのはアマイモンとアジ・ダハーカ。ただし序盤の戦闘能力はかなり低いので運用は慎重に。とくにアジ・ダハーカはアクティブスキル【千なる暗黒魔法】のスキルモーションが長く,使用後は長時間動けなくなる。敵の至近距離では使わないほうがいい。攻撃するときは,アマイモンの【地の王が命ず“裂”】と通常攻撃を主軸にすること。
中盤戦
帰還は行わず,【リモートサモン】でティアマトを召喚する。ティアマトは30秒ごとにPOWと最大HPが強化される能力を持つので,できるだけ早いタイミングで召喚してこの時間を稼いでおくのだ。帰還する回数は少ない方がいいので,帰還するならメデューサが召喚できる40マナまで稼いだ後が良い。APが尽きたタイミングなどで,追加の召喚を兼ねて帰還ができるとベストだ。
なお,この時点で担当しているルートが優勢であるなら,ほかのルートへの加勢に向かっても良い。ほかのルートの状況を見つつ,あわよくば奇襲を仕掛けてキルやタワーの破壊を狙う。あるいは味方のプレイヤーと協力し,ミニオンアークの占拠を狙うのもいい。
奇襲への警戒を忘れずに
奇襲に弱い魔種は,すぐに安全地帯に逃げ込めるよう,タワー間の距離が短いBルートを担当することが多い。Bルートは左右のルートから奇襲を受ける可能性があるため,周囲への警戒は常に怠らないこと。
ちなみにミニオンアークを占拠しておけば,かなり広範囲の視界を確保でき,安全性はさらに高まる。味方に協力してもらって,積極的に占拠を狙っていきたい。
終盤戦
終盤戦になると,魔種は単独で試合をひっくり返しかねないほどの火力を持つようになる。とくにバハムートのスキルは強力なので,終盤戦までに必ず召喚しておくこと。味方が敵の動きを止めるスキルを当てた時や,敵が集まっているところを狙って,大ダメージを与えていこう。ただしクールダウンはかなり長いので,オロバスを設置召喚してクールダウンを短縮するなどの工夫も必要だ。
またいかにスキルが強力とはいえ,相手に接近されると脆いことに変わりはない。集団戦では敵から視認されない場所に位置取って,戦いが始まり安全を確認してからスキルを使うように心がけたい。
スキルコンボ
(1) メデューサ【蛇眼炎呪】or サロメ【過ぎたる熱望】→アジ・ダハーカ【千なる暗黒魔法】→ティアマト【神魔喰らう者】
まずメデューサのスキルでスタンを誘発し,その後に攻撃スキルによる集中砲火を浴びせる。アレンジで紹介したサロメを加えたパーティなら,スタン時間が長いのでより確実なダメージが狙える。
海種デッキ
このデッキの狙い
推奨アルティメットスペル:【フォースフィールド】&【キュアオール】
推奨武器:杖
サポートに特化した使い魔が揃った海種デッキ。とくにキマのパッシブスキル【キマキマたいむ】は強力で,マナ獲得の面で大幅なアドバンテージが得られる。その分,ミニオンから得られるマナをチームのほかのメンバーに譲ることができ,チーム全体の成長を早める効果がある。戦闘においても味方のサポートに徹し,敵を直接倒すのではなく,チーム全体での戦略によって勝利を目指すのが,この海種デッキのコンセプトだ。
アレンジを加えるなら?
・ディニ(10)→プリシス(40)
・みずち(20)→ナイアス(50)
回復やダメージを軽減するシールド能力を失う代わりに,海種としては貴重な戦闘力を組み込んだデッキ案。マナの総コストが重く,パーティの完成が遅くなってしまうのが欠点だが,そこはプリシスの【パラボラビーム】で乗り切ろう。初手で召喚できるのはプリシス1体だけになってしまうので,長いクールダウンの隙をつかれないよう気をつけたい。
基本戦術
序盤戦
最初に召喚したキマをそのまま超真化まで持っていき,続いてディニとみずちを召喚するまでが初手となる。個々の能力は低いが,数とスキルに頼って戦っていくのがこのデッキのスタイルだ。とくに耐久力には欠けるので,杖を使って安全圏から攻撃するように心がけたい。ピンチになった場合は,みずちのアクティブスキル【アクアシールド】を使って逃げるといい。もしこちらが優勢なら,このダメージ軽減効果を盾にして,こちらから攻撃を仕掛けていくのも悪くない。
海種のアイドル・キマに注目!
召喚コストを軽減し,タイムマナの増加効果まで備えたパッシブスキル【キマキマたいむ】を持つキマは,まさに海種の要となる使い魔だ。彼女のおかげで海種はデッキの完成が早く,序盤から数的有利を作り出すことができる。このため,ミニオンキルや中立モンスターのマナバフ(緑)などはできるだけほかの味方に譲り,チーム全体の強化狙うように心がけよう。逆に自身がミニオンをキルしてしまうと,タイムマナ増加効果が無効になってしまう。自軍のタワーが破壊されそうなときなどを除いては,できるだけ味方にキルしてもらったほうがいいだろう。
中盤戦
マルドゥク,アトランティス,コノハナサクヤを状況に応じて召喚する。
順番は基本的にこの順で構わないが,海種デッキの目的はあくまで集団戦のサポートだ。相手チームや味方の動き方に合わせて,臨機応変に変更して構わない。相手に状態異常スキル持ちが多ければ,これを解除できるコノハナサクヤを,少しでも攻撃力が欲しいときは,範囲攻撃が可能なアトランティスを優先するといい。
なお使い魔を入れ替えるときは,キマを外してから設置召喚を行い,その後に次の使い魔を召喚すること。設置召喚のコストを考えても,そちらのほうがマナ消費を抑えられる。
終盤戦
終盤になると,海種のサポート能力は戦局を左右すると言って過言ではない影響力を持つようになる。集団戦には欠かせない存在となるので,常に味方と一緒に行動し,重要な戦いには必ず参加するように心がけたい。
実際の戦いにおいては,AP管理がもっとも重要となる。肝心な場面でガス欠になっていては意味がないので,「青バフによるAPリジェネ強化」「キュアオールを温存しておく」などといった対策を考えておこう。また僅かではあるが,みずちのパッシブスキルにAPリジェネを強化する効果があることも覚えておこう。
スキルコンボ
(1) コノハナサクヤ【木花咲かせ唄】→みずち【アクアシールド】
状態異常を解除しつつ,MS強化とシールドを付与することで,味方の逃走を助けるコンボ。スタン等で足止めをくらっている味方のピンチを救うことができる。
不死デッキ
このデッキの狙い
推奨アルティメットスペル:【フォースフィールド】&【キュアオール】
推奨武器:片手剣 or 銃
敵の動きを阻害し,相手の戦力を削ぐことで戦況を有利に変えるのが,不死デッキの基本コンセプトだ。要となるのはキュベレーのアクティブスキル【狂信への蠱惑】。これで狙った相手を孤立させることができれば,相手の足並みを大きく狂わせられる。またサロメ,黄泉神,ハデスも行動に制限を課すスキルを持っているので,こうしたスキルを駆使して相手をコントロールしていこう。
アレンジを加えるなら?
・シバルバー(10)→ベルディヤット(20)
・キュベレー(30)→ガルファス(20)
不死の特長である行動阻害能力を一部捨てながら,代わりに高い戦闘力を実現したビルド。ガルファスはその戦闘力もさることながら,パッシブスキル【怨魄廻魂】のお陰で倒されてもマナを回収できるのが強み。さらにアクティブスキル【呪怨憑依】のATK上昇効果はベルディヤットのアクティブスキル【かくれんぼ);】とも相性が良い。序盤から積極的に前に出て,相手と殴り合いたいプレイヤーにオススメだ。
基本戦術
序盤戦
不死の序盤戦は,キュベレーとシバルバーのアクティブスキルを活用し,積極的に敵PCのキルを狙うのが基本方針となる。初手でキュベレーとシバルバーを召喚したら,まずはバフを入手するために,ルート戦の前に中立モンスターを狩りにいく。中央ルートと左ルートの場合はまず赤バフを狙い,右レーンの場合は緑バフから狙っていくのがセオリーだ。倒したあとに誰がバフを取るかは,チームで事前に相談しておこう。
ルート戦では,定石どおり数で有利を作った上で,隙あらばPCのキルを狙う。敵を引き寄せるキュベレーのアクティブスキル【狂信への蠱惑】が強力なので,これを使った(1)のコンボで相手を各個撃破していこう。ただしタイミングを誤ると,強力な相手とタイマンを張るハメにもなりかねないので,くれぐれも注意すること。キュベレー自体の戦闘力は低いので,自らピンチを招いてしまわないよう気をつけたい。
中盤戦
サロメと黄泉神を召喚し,4人パーティを完成させる。この段階ではまだ戦闘力が低いため,敵PCのキルを狙う場合は味方と一緒に行動するのがオススメだ。敵を拘束する力はすでに十分なので,集団戦でも十分に活躍できる。相手とお見合い状態になるようなら,キュベレーのスキルで相手を引き寄せ,各個撃破を狙っていくといい。
キュベレー活用術
相手を強制的にこちらに引き寄せるキュベレーのアクティブスキル【狂信への蠱惑】は,うまく使えば戦局を変えるほどの力を持っているが,その扱いはなかなかに難しい。狙うにもっとも適するのは,相手が戦闘準備を整える前のタイミング。周囲に味方がいるときや,自軍タワーの射程内に引っ張り込める状況であれば,すかさずスキルを発動して引き込んでしまおう。
ただし,一度こちらにキュベレーがいることがバレると,その後は警戒されてしまうことに。相手が視認しにくい位置から狙うなどで相手の意表をつき,釣り師としての腕前を磨いていこう。
終盤戦
中盤戦と同じく,集団戦で相手を拘束し,確実なキルを狙っていくのが不死デッキの役割となる。まずは召喚したハデスをシバルバーと交換し,最終決戦への準備を整えておく。さらにペルセポネを設置召喚しておけば,パッシブスキル【冥界の挫苦露】の効果でHPが1以下にならなくなるため,先陣を切って戦いに臨めるはず。集団戦のど真ん中で行動阻害スキルを連発し,相手を戦場に釘付けにしてしまえば,自軍の勝利は目前だ。
スキルコンボ
(1) キュベレー【狂信への蠱惑】→シバルバー【ケクマ・ハ】
相手を引き寄せた後,移動速度を落として追撃を狙うコンボ。ハデスが召喚済みなら【ケクマ・ハ】を【死王礼賛】に変更することで,さらに確実なキルが狙える。
(2) サロメ【過ぎたる熱望】→キュベレー【狂信への蠱惑】→ハデス【死王礼賛】→黄泉神【黄泉路おくり】
スタンから確実に敵を引き寄せ,各使い魔のスキルを順に叩き込んでいく。ダメージもさることながら,相手を大幅に弱体化させられるのが特徴。クールダウンの長いキュベレーのスキルを,万が一にも外したくないときに狙っていこう。
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